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貸家の貸主からの解約要望について

■□相談内容 

3年前に6年間の予定で、リフォーム後に貸家にしました。
保証金70万(30万は10回の月分割)30万敷引き、
家賃7.5万 子供が住みたいということで
更新は、2年ごとなので来年秋の更新時に解約しようと考えています。

家賃の支払いですが、
2年前に3ヶ月位遅延、1年位続いたことがありました。
1年前の更新の時期から、月末に支払ってくれていましたが
半年位前からいつのまにか10日の支払いになっています。
また、別件で貸家を見に行きましたが、草/木などは伸び放題 
床下通気口の前に物が有って家の中も心配です。

賃貸時の不動産屋さんに、
来年秋の更新時に解約の相談したのですが
賃貸されている方に直接連絡して下さい。とのことです。
このような場合、退去料/引越し費用などを払わないといけないのでしょうか?。
支払う場合は、一般的には幾ら位でしょうか?。よろしくお願いします。


□■アドバイス

箇条的に回答しましょう。

1.3ヵ月ぐらいの遅延は、判例では、許容範囲内になります。
 家主様のご不満はわかりますが・・・

2.賃料の支払いは、
民法614条にて、当月分は当月の末までにお支払いすれば、良いのです。
たいがいは、特約で、前月払いにしますが。
しかし、たいがいは、文言を契約条項に入れているのが、現実です。
だから、これを盾に言うと、借家法第37条の強行規定に違反になり、無効になります。
特約か合意にしておかないと、有効にはなりません。

3.草、木については、強制できません。
家主様の方で掃除しなければいけないのが現実です。
業者は斡旋のみにて、契約後は、当事者同士の関係になります。
だから、有料の管理委任契約を業者とすることをおすすめします。

4.賃貸人からの解約は、
借家法第28条により、正当理由がなければ、解約することはできません。
子供が使うからでは、正当理由になりません。
だから、立退き料等の支払いで借主が合意が必要です。
金額の尺度はありません。相手が納得すればよい金額です。
第27条により、6ヶ月間前の解約予告が必要です。

だから、当初から、
賃貸契約をするときは、期間限定の契約をすべきだったのです。
(ハビット・小谷さん)


■□相談者より

簡単には、解約出来そうにないかもしれないですね。
判りやすいご説明で、大変参考になりました。有難うございます。

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