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中古住宅の雨漏りについて

■□相談内容 

20日ほど前に築25年の中古住宅を購入しました。
購入後4日目にリフォームのために天井を落としたら、
瓦の隙間から光が見えて、天井板にも雨漏りの後がありました。
購入前に、売主の不動産の営業の話では、
雨漏り、シロアリは絶対にありませんのでご安心くださいとのことでした。

話が違うので営業に話すと、1週間後に
その部分だけコーキング工事で済ますとのことでした。
それでは困ると言うと、自社の専属弁護士に相談したらしく、
 「法律的には直す必要がない。気に入らなかったら解約してくれてもよい」
と言われました。

この場合不動産屋には責任はないのでしょうか。
全額自己負担でなおさなければならないのでしょうか。
リフォームを始めたものの、どうしたものか困っています。


□■アドバイス:1

ご相談事案ですが、築後25年を経過しているとなると、
実務上は売主の瑕疵担保責任を免責する旨の
特約を入れるケースも見受けられるのですが、
契約書の条文の中にそのような文言がありますでしょうか?

もしそのような特約が一切無く
  「引渡し後○ヶ月以内の雨漏りその他の瑕疵につき担保する」
旨の条文があるのであれば、
基本的には「修復してくれ!」と要求出来るものと思われます。
(宅地建物取引主任者・藤原浩行さん)


□■アドバイス:2

藤原さんがご返事しているのでそれでよいと思いますが、
別の視点から発言したいと思います。

シロアリは定期的な検査が必要ですので、
もし問題ないと不動産会社が言うならその検査証を見て
有効期間をチェックすることが必要です。
雨漏りの件は、この際ですから、屋根に明かり取りを付けるのは如何でしょう。
これは昼間デンキをつけなくても明るいのでいいものです。

昨日、テレビで英国の古家に対する価値判断の話が出ていましたが、
日本もある程度古さの意味を再評価することが必要なのではと思いました。
すぐ建て替えることを前提の雑な造りの家は別として、
古いことに意味を見出すことは面白い観点だと思います。
家本体の欠陥を評価するのです。

英国の夫婦は17世紀の古家にぞっこん惚れ込んで、
屋根の傾きや窓枠の傾きに価値を見出し
絶対これは直さずにリフォームすると言って
大金をかけて全面改装していました。英国ではユーレイがでる家は
出ない家より数倍の価格で売れるそうです。

日本でも同じにしろというわけではありませんが、
家の特徴を生かして改造することは意味があると思います。
築25年の家なら多分売買価格に占める家の評価はゼロだったのでは思われますが、
如何ですか?
(Century21ホームネット・佐藤倶之さん)



■□相談者より

佐藤様、藤原様、貴重なご意見をありがとうございました。
雨漏りについては契約時の口約束だけでした。
中古物件については、白あり、雨漏りなしを売りにしており、
何度も確認して信頼していただけに、残念でした。
本日、売主と相談した結果、誠意を見せてくださり、
修理の一部を負担していただけることになりました。
リフォームに関しては、友人、家族と自力で頑張っています。
あちこち直しながら、大切に、長く家と付き合っていくつもりです。
ありがとうございました。

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