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解約に際しての違約金について

相談内容 

私は学生です。現在契約しているアパートの特約事項に、
  「2月及び3月以外の時期に、乙(=私)の都合により、
  途中解約する場合は、乙は甲(=家主)に、賃料6ヶ月分相当額を
  解約時までに支払わねばならない。
  ただし、乙が1年間以上、留学もしくは休学・休職する場合、転勤、結婚、
  退職する場合、連帯保証人が死亡した場合、連帯保証人もしくは乙が
  障害等級3級以上程度の障害を有する事実があった場合
  等々はこの限りではない」と書かれてあります。

私は法律に不案内なのですが、これは憲法22条の
「居住・移転の自由」を過度に侵害する内容だと思っています。
一般的・社会的にこの程度の違約金は妥当なのでしょうか?
そもそも支払う必要があるのでしょうか?
ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いします。



□■アドバイス

まず、違法行為かどうかですが、違約金を払う事により
契約を解除出来る(移動出来る)ので憲法や民法に違反をしていません。
また、解約の事由により違約金を減額する内容を考えれば、
借主に有利に内容ともとれます。

次に、違約金が妥当かどうかは、私たちが助言出来る立場にありませんので、
最寄りの無料法律相談などで弁護士又は司法書士にご相談ください。

建物賃貸借契約は地域により慣習が異なり、色々な契約内容があります。
民法、借地借家法等に違反していれば問題がありますが、
契約の解除や違約金に関する定めは互いの合意により定められます。
契約書に署名されていれば、合意して署名されたものとみなされます。

このような問題は、契約を締結する前に相手方又は仲介業者に確認をしたり、
相談する事だと思います。契約締結後に相談をされても、解決出来ません。

 (アットホーム・香川文人さん)




■□相談者より

早速のご返答ありがとうございます。
たしかに契約書に署名していることは事実です。
しかし、この特約事項は今年3月の更新の際に新たに加えられたものであり、
さらに家主はその契約書を2月の最後の週に持ってきました。
そうした特約事項が加えられることがわかっていれば、
それなりの対策が(早期に引っ越しなど)できたと思っています。




□■アドバイス:2

最初の相談時に更新時に付け加えられたと書いてありませんでしたね。
重要な情報は漏らさずきちんと書いてください。

更新前の契約書には更新について、何と記載されていましたでしょうか?
契約の更新は従前の契約内容と同じ条件で契約更新することになっていれば、
特約の追加は契約違反になります。
その内容に意義を申し立てせずに署名されたのでしょうか?
今からでも特約条項追加の無効を申し立てられてみてはいかがでしょうか?

 (アットホーム・香川文人さん)




■□相談者より

申し訳ありません。
更新前の契約書には「甲及び乙は、協議の上、本契約を更新することができる」
としか書かれてありませんでした。

  > その内容に意義を申し立てせずに署名されたのでしょうか?
  
こちらに不利な特約事項であることは認識しておりましたが、
当時は数週間の内に他に引っ越すことが困難でありました。




□■アドバイス:3

契約書の内容が気に入らない場合更新をせずに出て行くと言う判断ではなく、
契約書の内容について異議を申し立て、内容の変更を求める事が可能です。
内容が気に入らなくても、更新の期限が近いから仕方なく署名するのは
借り主にとってあまりにも不利ですよね。

貸し主借り主の双方に更新する意志があるわけですから、
期限が短くても内容は協議出来ます。
借り主の承諾無く特約を付け加える家主にも問題がありますが、
借り主も自分の権利を主張する必要があります。

無知な消費者だけが損する時代は終わりました。
今後はしっかりと内容を確認しましょう。

 (アットホーム・香川文人さん)




■□相談者より

わかりました。
いろいろとご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
ありがとうございました。

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