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共用設備に起因する騒音について

相談内容 

東京・30代女性
弁護士への相談も考慮しておりますが、いろいろなご意見をお伺いしたく、
投稿いたします。
  
2週間程前に賃貸契約を結び、引越しをしました。
生活を開始してから、夜間と早朝(休日は時間を問わず)に断続的に
うなるようなモーター音に悩まされております。
管理会社に確認したところ、部屋の真下にポンプ室があり、
その音が響いているとのことでした(居室は11階建の2階にあります)。

管理会社に騒音の申し立てをしたところ、「点検をしたけれども異常はない」
と回答がくるばかりです。騒音に関する苦情なのに、
こちらの居室での騒音調査もありませんでした。

このような状況のため、他に移ることを検討しています。
  その場合、
   1.仲介業者からポンプ室が真下にあるということ知らされていなかった。
   2.管理会社が騒音への苦情に適切な対応をしていない
  などの理由で、何らかの支払金返還を申し立てることは可能でしょうか?

  契約時に支払った金額は
   ●敷金2ヶ月分、礼金2ヶ月分、仲介手数料1ヶ月分、
     家賃2ヶ月分の前払い
  です。




□■アドバイス

私見ですが、騒音の問題はかなり個人差があるのは事実ですが、
転居を考えるほど悩むということになりますと、
やはり、問題があるということになるかも知れません。

仲介業者からポンプ室が真下にあるということ知らされていなかったことが、
宅建業法の重説違反に当るかどうかはかなり疑問がありますが、
消費者契約法の第4条の2項の
「重要事項の無告知による契約の取消し」であれば、
可能であると思います。
  
また、民法第95条の「錯誤による契約の無効」
を主張することも可能かも知れません。
つまり、
   ●ポンプ室が真下にあることを知っていれば、契約はしなかった
  ということです。

管理会社が騒音への苦情に適切な対応をしていないということが、
債務不履行となるかどうかは、かなり微妙でしょう。

 個人的には、
   ●ポンプ室が真下にあることを知っていれば、絶対に契約をしなかった
ということで、民法第95条の錯誤無効、
それに、消費者契約法第4条の重要事項の無告知による契約の取消しを主張し、
契約時におさめた家賃以外の金銭の返還を求めるか、
移転費用の負担を求めることは可能だと思います。
なお、詳しくは弁護士等の専門家にご相談することが宜しいかと思います。
(高原開発・涌井さん)

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