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地すべりの危険性のある土地について

相談内容 地すべりの危険性のある土地について

宮城・30代男性
はじめまして。
うまく説明するのが、苦手ですが、どうぞ宜しくお願いします。

転売しやすいと薦められた土地に、3月に建売を購入し、現在住居中です。
今更遅いですが、仲介不動産会社が悪徳に思えて、心配です。

 1.重要事項説明について

   書面では、「地滑り防止区域」と記載されていましたが、
   詳しい内容記載もなく、主任からは、「第何条に書いてある」
   と言われましたが、文面は読んでくれませんでした。
   入居後、看板で、土砂災害防止区域にあることを知り、
   営業マンに問い合わせたら、「知らない」と言われ、調べてもらったものの、
   結局、設定基準も教えてくれませんでした。

   自分で、ネット、土木事務所で調べたところ、
    ●約30年前の地震時に地すべりし、死傷者が出た。
    ●近所の被害のひどい所は、緑地公園で更地になっている。
    ●周辺地域では、対策後も、時折、土砂・擁壁・崖崩れがある。
   ということが分かりました。
   営業マンにこのことを言うと、
   「今、大丈夫なのに、昔のことは言えませんよ」
   と、あっさり認め(?)ました。

最近気づいたのですが、登記から判断しますと、その地震の2ヵ月後に
元の持ち主は転居しており、約30年も空家になっているのは、
何か瑕疵があるのではないか、気になります。

仲介不動産会社には、このような件について、詳しい告知義務はないのでしょうか?

 2.活断層の調べ方について

   契約時に営業マンに依頼し、調査してもらってたところ、
   活断層からは外れていたたそうです。
   地すべりの件があったので、「やはり、書類が欲しい」とお願いしたら、
   実は調べに行ってないし、記憶にないと言われました。
   ただし、
   「事務所に大まかな地図はあるので、コピーしてマジックで書いてあげます」
   と言われましたが、修正されては意味がありません(カラーコピーはできない
   とのことでした)。ネットの地図では、どうも付近の3種類の断層があり、
   そのうちの一つが、真上の可能性もあるようです。

   以前、詳しく活断層が土地に入っているかを調べられる機関がある
   と聞いたことがあるのですが、本当にあるのでしょうか?
   また、簡単に、私でも調べる方法はないでしょうか?

今更、契約の白紙撤回を要求するつもりはありませんが、そうなると、
子供と自分の身は自分で守らなくては…と、思っております。
ローンで完済までは転売も不可能でしょうし、
あとから、周りから聞いたり見たりして知るのは嫌ですので、
この際、とことん知っておこうと思います。
どうぞ、良いアドバイスをお願いいたします。


□■アドバイス:1

今回のご相談につきましては、
30年前(1978年)の宮城沖地震に関連した地域かと思います。
宮城では平成17年にも地震が起きていますので、
多分に地域的な要素が有るような気が致します。

地域的な特性もあることでしょうから、
(社)宮城県宅地建物取引業協会の無料相談等にご相談されてはいかがでしょうか?
もし県本部から離れている場合は、近くの支部を紹介して頂いて下さい。
下記URLをご参照下さい。
   http://www.miyataku.or.jp/

(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

そうですか、地域的なものですか…。
やはり、不動産取引はそんなものなのですね…。
不動産会社が信用できない理由は、以下の通りです。

はじめに「広告前の物件だから」と言われ、日が暮れてから内覧し、
そこで契約しました。不動産まわりはほとんど始めてだったのですが、
広告物件だから安いという話を信じ、安さにひかれて、即決しました。

契約数日後、隣家の土留めの壁が危ないことを告げられました
(入居前には補修してもらいましたが…)。
また、不動産会社から、
  「何かあったら賠償責任になるから、引渡しまで周辺を歩かないで下さい」
と言われ、身動きがとれませんでした。
さらに、隣接する電柱、周辺の高圧電線、携帯の無線局、
PHSのアンテナがあったことなどは、後日にわかり、ショックでした。

また、平地育ちで山のことはまったく無知なだけに、
   ●山になっているところは、すべて「地すべり防止区域」で、
    「宅地造成等規制」されているもの
  と、勘違いしてました。

不動産会社に問いただすと、根拠もないのに「大丈夫」というだけでした。
無知な私たちが悪く、不動産会社には責任はないようですね。
とりあえず、無料相談で聞いてみます。ありがとうございました。


□■アドバイス:2

私見ですが、不動産会社に責任があるかどうかは、
文面からだとはっきり解りません。
重説に関しては、一応「地すべり防止区域」と明記はされており、
その重説に署名捺印されているということになりますと、
違反とまでは言えないのでないかと思います。

文面から推測すると、その近隣は宅地化されており、
団地となっているように思われます。
そうだとすれば、その団地は開発許可を得た地域なのだと思われます。
しかし、現実には不安な感じがするということだと思います。

ただ、気になるのは現地で契約すると、クーリングオフの対象になるのですが、
そのクーリングオフをさせないための方便として、
「引渡しまで周辺を歩かないで下さい」
と言ったのだとすれば、問題はあるかと思います。

物件の安全性や業者の販売方法の良し悪しも含めて、
その物件の所在する地域に詳しい宅建協会の支部の
無料相談に行かれるのが、宜しいかと思います。
(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

返信ありがとうございます。不動産会社から活断層の地図が届き、
二種類の活断層の間に位置することが分りました。
真上ではないですが、徒歩圏内で、かなり近距離でした。
活断層から離れた所に住みたかったですが、
残念ながらその夢はかないませんでした。
涌井様のアドバイスどおり、無料相談を訪ねてみようと思います。

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コメント

すいません、気になるもので私も。

結論としては無料相談などをご利用いただき対策を取られるのが一番だと思います。文面ではハッキリしませんでしたが、ご相談者が活断層に近くない距離に住みたかったという希望を不動産業者に伝えているのに、隠してというか騙して販売したように受け取れますのでその点が問題ではないのかを確認された方がよろしいかと思います。ただ、重説できっちり書いてあったら無理かと思います。

また、クーリングオフの対象になる案件だと思いますので、書面で説明を受けていないようでしたら白紙解約も可能かと思いますが、引き渡しを受けれられていたら駄目だと思います。

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