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債務の弁済について

相談内容 債務の弁済について

埼玉・男性・40代
物上保証(根抵当)と連帯保証をしている父から、
土地を兄が1/3、私が2/3の持分で相続しました。
兄も亡くなり、今回、土地を売却するのですが、
兄の相続人からは、弁済も持分割合でと言われてます。

一見、正しいようですが、
そもそも、兄の借財の為(債務者は兄の、今は破産した会社)に
生前の父が保証したものなので、兄側に全額払ってもらいたいのですが・・。
(有効かどうか分からないですが、生前の兄が、土地売却代金でこの土地に付けた、
 根抵当を外す旨の、印付きの自筆の書面は有りますが。)

知人からは、書面が有つ効でなくとも、
最高裁判例昭和61.11.27から見ると複数併せ持つ債務については、
それを1の債務と見るので半分ずつで良いとも言われました。
どちらの言い分が通るのでしょうか?
よろしくお願いいたします。


□■アドバイス

私見ですが、
その土地が根抵当に入っているのは解ります。

ただ、他に解らないので確認したいのは
1、亡父親が債務者本人で、亡兄は連帯保証人なのか。
2、亡兄が債務者本人で、亡父親は連帯保証人で担保提供しただけなのか。

その違いにより、考え方が違ってくると思います。

連帯保証人は、債務者本人と同等の返済義務を負う訳ですが、
万が一、連帯保証人が返済した場合は、
その代わりに求償権を持つと考えられます。

その土地を処分する為には、
当然、債務返済と根抵当権の解除が必要ですから、
土地売却代金を返済に充てるとは思います。

上記1の場合は、求償権と相続による財産が相殺される
とも考えられるので、他の相続財産との兼ね合いを図りつつ、
処分して行く事になると思います。
亡父の全財産から全債務を差引いた残りの財産の1/2づつを
相続するのが一般的かと思いますが、これについては
通常は話し合いで、揉めれば裁判という事になるでしょう。

ただ上記2の場合は、その返済が亡兄の借金の返済の為
(亡兄の相続人の借金返済と同義)だとした場合、
求償権が生じるとも考えられると思います。(民法500・501条)
つまり、貴方は亡兄の相続人に対して、
『兄の為に借金を建替えて返済したのだから、
相続人である貴方が、私に返済しなさい』
という事が出来る可能性もあるかと思います。

ただ、これはあくまでも私見ですので、詳しい事は
弁護士等の専門家にご相談されることをお薦め致します。

(高原開発・涌井さん)

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