« 保証人の提出書類について | メイン | 書類偽装と違約金について »

土地売却時に発覚した埋蔵物の撤去について

三重・男性・60代

土地売却についてのトラブルです。
初めての投稿になりますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、先日私は23年間住んできた建物を取り壊しの上、土地を売却いたしました。
しかし、土地購入者側の建設会社から
「土中にコンクリートパイルが埋まっていたので、
売買契約書の瑕疵担保責任の条項により、土中のパイルを取り去って欲しい」
旨の請求を受けました。
私は本件土地・建物購入を建売分譲で購入し、
土中にパイルが入っていることなど全く知らされておらず、寝耳に水の出来事でした。
はたして、建設会社の言うように土中のパイルを瑕疵担保責任として撤去すべきものなのでしょうか?
大変困り果てておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


■アドバイス

非常に判断の難しいご相談です。

まず、民法上の瑕疵は、その売買目的の達成が可能かどうか。それと売買金額の適正性を、総合的に判断して決められるということになるかと思います。

パイルは、土壌改良の一手法として打ち込まれた物でしょう。
そのパイルが、入っている事は、一概に瑕疵とは言えないでしょう。

然し、購入者が、そのパイルが入っている事で、本来の目的が達せられないと、瑕疵とみなされる事も有るでしょう。

その際に、パイル撤去に掛かる費用に、見合う値引きが行われていたかどうかも、瑕疵に該当するかどうかの判断材料となるでしょう。
つまり、当初の売出価格より、かなり値引きしている場合は、瑕疵とならない可能も有るでしょう。

一方、近隣の何も埋蔵物の無い土地と、同等額で売却した場合は、瑕疵と判断される場合も、生じるでしょう。


良く売主が『知らなかった』と言う事が有りますが、この『知らなかった』が問題なのです。
『知っていて』きちんと説明していれば、トラブルは生じないのです。


かなり難しい判断になると思いますので、お互いに、相手の言い分を良く聞いて、誠意を持って交渉に当たり、冷静に判断されるべきと思います。

(高原開発・涌井さん)

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/104620/29851471

土地売却時に発覚した埋蔵物の撤去についてを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

不動産相談インデックす

  • http://fudosan.jp/
    新規相談受付は、上記から。

    ◆Fudosan.JPに、皆様から寄せられたご相談で、アドバイザーさんからご回答頂けた記事をまとめた、 不動産相談事例集です。 トラブルの未然防止、相談の解決に向けてお役に立てればと公開しています。 アドバイザーさんからのアドバイスを、大いにご参考ください。

    ◆右上の検索ボックスで、お調べになりたい言葉を記入し、検索するか、 右のカテゴリーの、「借りる」「貸す」「売る」「買う」「建てる」「資産」から、お探し下さい。

    ◆各記事に、コメント投稿による追加のご質問、ご相談は受け付けていません。こちらより、新規にご相談ください。

    ◆各記事に、アドバイスを投稿されたいアドバイザーさんは、こちらを参照の上、ご投稿ください。

    ◆毎日の、新着不動産相談は、⇒ 不動産相談.comへ。

トラブル事例集の検索

  • 調べたいキーワードを入力ください

カテゴリーリスト