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セットバック部分の生垣について

東京・男性・40代

初めて相談させていただきます。
千葉県内で土地を親族から買い取り、古家の建替えを検討しています。

敷地は西側に2項道路(幅2.6m)に接道しており、
向かい側は崖地(向かい側が8m下がり)になっています。
この2項道路は法的には他の道路と接続が無く、かつ行き止まりで、
利用者は奥に居住している1軒だけであり、
この居住者は上記の2項道路に接する市有地の駐車場(法的にも道路ではありません)
を通行してこの道路を使用しています。恐らく黙認状態で通行しているものと思います。

自宅の建築に対しての接道義務は敷地北側で1項道路に接道しているので、
この2項道路を使用しなくても問題はありません。
しかしこの2項道路側をセットバックすると
1.4m後退させる必要があることは存じ上げております。
そのため新築家屋はこのセットバックラインより1m下げて建築する予定です。

このセットバック部分は現況で生垣となっております。
出来れば役所が道路を完全に拡幅の着工をするまで
(まずありえないと思いますが)は生垣を撤去しないでおきたいのです。
セットバック部分に工作物の新設はできないと思いますが、
条文を読む限り、既存の物を撤去しなくてはならないとは書いていないように見受けられます。
今の段階においては生垣を残せるのでしょうか。
既存物の撤去に関する根拠となる条文はあるのでしょうか。
また生垣は工作物に当たるのでしょうか。またこれを行わなかった場合、
登記、ローン、建築確認等で何か影響はありますでしょうか。

ご回答いただきたく、よろしくお願いいたします。


もう解決されていることと思いますが、今後の為回答します。

建築基準法42条2項に定めるいわゆる2項道路については、再建築の際にその部分を建築物の敷地に含めることはできませんが、当該地上の工作物等の撤去までは求められていません。お住まいの行政に細街路拡幅整備に関する条例等があり、別の規定がある場合がありますので、そちらは確認してみて下さい。ご承知の通り、新たに工作物を設置することは禁止されています。

なお、2項道路の道路後退(セットバック)を行い、当該部分が公衆用道路として非課税となった場合で、そこを通行できない状態とした場合はその工作物を撤去するよう命じた判決があります(平成18年3月23日最高裁)。ただこれは周辺住民が訴えた場合ですので、今回の後退部分には当たらないでしょう。

私見ですが、登記、ローン、建築確認、完了検査、どれも問題ないと思います。ただし、建築基準法第42条の規定は、消火活動や避難の為に道路の拡幅を求めているものです。法の精神にのっとれば、生垣も撤去するのが本来ではないかと個人的には思います。ただ、この2項道路については問題も多いので、質問者様が生垣を撤去したくないという気持ちも分かりますし、実務上はそれで問題になることはないかと思います。

遅くなりましたが、ご参考になさって下さい。

(ディアレストコーポレーション・立川さん)

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