お隣の配水管と境界ブロックについて

京都・女性・20代
中古住宅を購入し新築しようと思っています。
塀を境界線から内側(自分の土地)に建てたいのですが
お隣の排水管が境界線上にあり半分こちらにかかっています。
途中に三カ所ふたがありそこはあけれるようにブロックは積まないといっても
お隣が許可しないと言います。よい方法ありませんか?
排水管の上は土のままおいて置かないといけないのですか?


◆アドバイス:
私見ですが、本来で有れば、
境界線上に隣地の排水管が存在するのは、望ましいことでは有りません。
過去のいきさつ等が有るのでしょうが、
越境部分を賃貸借または使用貸借する旨の覚書や念書等が無い場合は、
越境部分については、撤去を求めることも不可能では無いと思います。
ただ、引っ越し前から隣地所有者と揉めるのも、好ましくも無いので、
仲介不動産業者がいるので有れば、その不動産業者に、クリアにして頂くべきでしょう。
尚、自分の敷地内にブロック塀を建てるのは、
その市町村の景観条例等による規定が無いので有れば、基本的に自由でしょう。
どちらかと言うと、隣地所有者の了解を得るというより、
隣地所有者に越境している部分の排水管の蓋を撤去して頂くべきでしょう。
(高原開発・涌井さん)


◆相談者より:
アドバイスありがとうございます。とても参考になりました。
この排水管はやっかいで前の家と共有に使っていたようです。
昔はこのように共有での使用が多かったとか・・・
そんなことまで調べずに購入してしまい・・・
お隣さんとの関係をそこねても精神的につらいですし・・
折り合いをつけないといけないですね。
[自分の敷地内にブロック塀を建てるのは、基本的に自由でしょう。]
と言うアドバイスいただけて楽になりました。
お隣さんは誰に聞いてもそこに塀は駄目と言ってる。
と強くせまってきましたので・・・お忙しいなかアドバイスしてくださり
ありがとうございました。


◆アドバイス:2
排水管を共同使用するというのは、私の地元では聞いたことが無いですね。 
然し、排水管を共同使用ですか・・・
そうすると、その地区と言うか団地?特有の申し合わせ事項が有るかも知れませんね。
その地区の境界に、塀が有るか無いか、良く観察してみたら如何ですか。
何処にも塀が無かったら、その地区特有の慣習かも知れません。
その場合は郷にいっては郷に従えといいすから、塀はブロックでは無く、
簡単に移動可能な物を考えた方が良いかも知れません。
(高原開発・涌井さん)


◆相談者より:
このサイトを見つけて境界線などさまざまな悩み(問題)かかえておられる方が
多いことに驚きました。涌井様のように法的や不動産の知識があればいいですね。
親身にこちらのことを考えてくださったお答え、うれしくおもいます。
その通りですよね。
ブロックではなく簡単なものを考えたほうがいいですよね。
みんなお隣さんに相談された方はお隣さんの肩を持つでしょうし、
こちらが相談すればこちらの肩をもってくださる。
涌井様のようにちゃんとした考えを言ってくださいません。
このサイトに投稿して本当によかったです。
本当にありがとうございました。

土留めの撤去と舗装の申し出について

広島・女性・40代
この度、土地売買契約を締結しました。
敷地内の構築物を撤去、滅失登記の後更地にて引渡しを条件としています。
境界については引渡しまでに明示となっています。
当地の西側隣地との境界鋲(区画整理時のもの)が土留めの中心にあり、
境界確認書に署名・押印を頂き、明示したところ、土留めは共有物なので、
将来隣地の所有者が変わり、土留めが越境しているので撤去してほしいと言われると困る。
土留めを撤去して境界ポイントを入れて欲しいと言われています。
隣地は数年前に畑から駐車場にされ、アスファルト舗装がなされています。
土留めを取った跡のアスファルト舗装も売主の負担でやるべきと言われます。
土留めも敷地内の構築物だから撤去するのが契約条件であり、
何もないのが更地だから履行すべきとの申出です。
土留めは障害物でも越境物でもないように思いますが、
当方でそこまでする必要があるのでしょうか。
又、将来の境界問題をなくす方法として、
地積更正で登記するというのは、やはり問題が残るのでしょうか。
まとまりのない表現で申し訳ありませんが、ご教示下さい。


▼相談者より
早速のアドバイス有難うございます。
土地家屋調査士さんより既存の境界ポイントは、区画整理時の図面と一致しており、
問題ないと言われ、隣地所有者の立会により確認・押印を頂きました。
買主様は、境界線から土留めの内面までが構築物だから、撤去すべきだと言われています。
物理的に切り取ることができません。
現状のままで、ご納得頂ける方法として、敢て地積更正(実測・境界確認・登記)
を行い、法務局に登記すれば、所有者が変わっても当地において境界でもめることは
ないのではないかと考えています。
近隣にも農地の境界壁の中心に境界鋲が打ってあり、当方と同じ状況が見られます。
当方が購入する時点では既に現況になっており、どうした経緯で境界壁の中心を境界
として作られたものかは分りませんが、境界に問題は無く、
隣地の方も確認書に署名捺印されています。
それでも構築物として撤去しなければならないものなのか、困っています。


▼アドバイス:1
こんにちは。
ご回答の前に何点か確認させて下さい。

1.土留めはブロックでしょうか。構造、大きさを簡単に教えて下さい。

2.その土留めが存在する隣地との間に高低差はありますか。
こちらでは土留めとは高低差がある場合に設置するブロックのことを
指すことが多いのですが。

お手数ですが宜しくお願い致します。
(ディアレストコーポレーション 立川さん)


▼相談者より
ご質問有難うございます。
当地購入時には、隣地は農地で5~60㎝の高低差がありましたが、数年前に駐車場にされ、
現在は高低差がありません。
見えている部分でしか分りませんが、幅が約20cmで、コンクリートです。
その中心が境界と言うことで、側溝の壁に境界鋲があります。


▼アドバイス:2
まず問題を整理してみましょう。今回、境界の確定の件と、境界にあるコンクリート構造物(以下、「土留め」と呼びます)の撤去の件がありますので、それぞれについて考えてみます。

■境界の件
西側隣地との境界は区画整理時に確定しているものと思われます。どこで確定しているかというと、境界標が入っている、「土留め」の中心線のようです。
これは、境界線上に共同で塀を設置することは通常行われてきたことであり、また、民法にも共同で設置することを想定した条文があります。

第225条 二棟の建物がその所有者を異にし、かつ、その間に空地があるときは、各所有者は、他の所有者と共同の費用で、その境界に囲障を設けることができる。
2 当事者間に協議が調わないときは、前項の囲障は、板塀又は竹垣その他これらに類する材料のものであって、かつ、高さ二メートルのものでなければならない。
第226条 前条の囲障の設置及び保存の費用は、相隣者が等しい割合で負担する。
第227条 相隣者の一人は、第二百二十五条第二項に規定する材料より良好なものを用い、又は同項に規定する高さを増して囲障を設けることができる。ただし、これによって生ずる費用の増加額を負担しなければならない。
第228条 前三条の規定と異なる慣習があるときは、その慣習に従う。

ただし、隣地との境界に高低差がある場合、通常は土留めとして、高地の所有者がその費用をもって、高地の境界内に、土砂の流出を防ぐための措置(擁壁、土留めブロック等)を講ずるべきだというのが判例です(東京高裁昭和62年9月29日判決)。ただし、この判決に反する別の下級審の判決もあります。

それらを踏まえて今回の事例をみると、隣地との高低差が以前にどちらが高かったのか不明ですが、共同で設置された「土留め」であると考えて良いかと思います。設置時の費用の負担によっては、「土留め」の所有自体はどちらか一方にあり、「土留め」の設置においてのみ、隣地の一部を使用できる使用収益権を得たものと考えることもできますが、現時点で不明な以上、共有の土留めと解するのが自然でしょう。

なお、共有の土留めであることの判断には、民法の下記条文を根拠にされても良いかと思います。

第229条  境界線上に設けた境界標、囲障、障壁、溝及び堀は、相隣者の共有に属するものと推定する。

ただし、この条文では「みなす」ではなく「推定する」となっていますので、一方が費用を出したなどの反証があれば、共有物とは考えません。


■「土留め」の撤去について

まず、契約書では「更地渡し」とのみの表記、今回「土留め」については何も記載がないという前提でお話しします。

「更地」の定義については判断がわかれるところであり、実際には裁判等で個別案件について判断されているのが実情かと思います。今回判例等は調べきれておりません。
なお、不動産鑑定評価基準において更地の定義があり、下記のとおりです。
「更地とは、建物等の定着物がなく、かつ、使用収益を制約する権利の付着していない宅地をいう。」
この場合の定着物に、隣地との境にあるブロック塀等が含まれるかというと、解釈が分かれるため、実際の契約では「更地渡しとする」となっていても特約事項等で「隣地境界沿いの塀(コンクリートブロック5段積、上部ネットフェンス)については撤去を行わない」と明記するのが一般的です。

ただ、今回の場合、隣地との共有物ですので、質問者様の一存で撤去することは難しいかと思います。また、その費用や撤去後のアスファルト舗装の問題もあるでしょう。

■現実的な対策
まず、買主のいう、
「将来隣地の所有者が変わり、土留めが越境しているので撤去してほしいと言われると困る。」
という点については、再度隣地との覚書等を結び、下記のような文章を入れればいいかと思います。

・境界上に存する土留め(鉄筋コンクリート造・高さ○○cm)については、甲乙の共有物であり、甲乙所有の土地の境界上に設置されていることを確認した。
・今後、前項土留めの修理・撤去等が必要となった場合、甲乙協議するものとする。
・甲乙はその所有する土地の所有権を第三者に移転する場合、本覚書の内容を承継させるものとする。

これにより、土留めを一方的に撤去しろと言われる恐れはありませんし、そもそも、土留めは共有物であり、越境物にはあたりません、と説明すべきかと思います。

「土留めも敷地内の構築物だから撤去するのが契約条件であり、何もないのが更地だから履行すべきとの申出です。」
とのことですが、これについてはもちろん、契約書に記載がないことがそもそもの問題ですが、隣地との共有物であり、撤去はできない、買主の契約の目的(建物の建築でしょうか?)の障害ともならないので、瑕疵にもあたらないと考えている、としっかりお伝えされるのがよいかと思います。

ただ、今回の契約が解除になることも最悪想定しておくべきです。隣地所有者の承諾を得て、「土留め」の撤去、アスファルトの補修費用を払い、買主の要望通りにするというのであれば、それもひとつの方法ではあります。義務があるかどうか、というと、こういった件については法律でこう、と定められているわけではありませんので、契約書で定めるのが本来の方法なのです。
もし、撤去はできない、と買主に伝え、解除になる場合、これは契約上の錯誤(売主は更地渡しに「土留め」撤去は考えていなかった、買主は当然撤去と考えていた)による解除であるとすべきです。手付解約や、契約違反による解除となると、損害賠償・違約金等が発生します。

なお、質問にあった地積更正による登記というのは、現実的ではありません。
この場合、境界は「土留め」の中心で確定していると考えるのが自然であり、その境界を「土留め」の内側にもってくるというのは、「地積更正」ではなく「土留め部分の分筆」及び「所有権の隣地への移転」にあたります。そうすると契約の目的物自体が変質する(地番は変わらなくとも、面積が変わります)ことになります。
区画整理時の図面と境界が一致している以上、「地積更正」での登記は法務局が認めませんし、土地家屋調査士も行いません。

うまく解決されることをお祈りしております。
(ディアレストコーポレーション 立川さん)


▼相談者より

大変為になるご返答を頂き、心よりお礼申します。
選択肢が見えましたので、時間をかけて話し合いをしてみたいと思います。
また、ご報告させて頂きますので、引続きよろしくお願い致します。

購入する古民家の越境について

北海道・男性・30代

感じの良い築70年位(不詳)の古民家を現状有姿で買う約束で、契約し手付けを払いました。
契約時点では表示登記図面、測量図などはなく、
あくまでも閉鎖した地図に準ずる地図の写しと、面積の書かれた登記で契約しました。
重要事項説明の時点では、こちらと隣りの煙突などがお互いに越境しているという話しで、
契約書にはお互いに工作物等が越境していると書かれていました。
煙突くらい外せばいいと思い、判を押し手付けを払って、
後日、仲介業者の手配で測量し杭を入れました所、
こちらの隣地側の屋根の2/3と、一部建物(基礎含み30センチ程度)まで越境している
と報告を受けました。
不動産屋は現状有姿での契約ですのでと、契約書にも工作物等と書いていると言っていて、
手付け解除なら法規できるよと。ただ、覚書も取れるけど、
こちらが不利だから知らないフリをしていた方が良いと言われました。
こちらはその古民家が欲しいので、仕方が無いのかと思うのですが、
この物件を担保にして公庫から購入費用とリフォーム費用を借りて、
事務所兼住宅としようとしていて、公庫からは既に半金が振り込まれ、
あとはこちらが完済してから、移転登記後不動産登記簿謄本を提出するよう言われています。
こちらは、隣りも古い家なのでもし売りに出たら、掛かっている土地を一部なら買う覚悟はあります。
この状況で、公庫に担保にいれられなかった場合は、不動産屋を訴えることができるのでしょうか?
手付け解除の期日は今日で切れます。また、このような取引は辞めた方がいいのでしょうか?


■アドバイス

重説や契約書の内容を見ないと、何とも言えません。
それらに矛盾している点が御座いましたら、北海道庁の建築指導課
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/ksd/index.htm
にご相談された方が良いかも知れません。

それとは別に、前所有者=売主も、はみ出しを知らなかった場合、解決方法の一手として、
『前所有者が時効取得』を主張する手も有ると思います。
これについては可能かどうか、弁護士等の専門家にご相談されてみては如何でしょうか。

(高原開発・涌井さん)

売主が立ちあわない測量と境界確認について

東京・女性・40代

初めて相談させていただきます。

今月、土地の実測売買契約をしました。買い手は建売業者です。
測量は買い手側の希望する測量事務所に依頼することになり、
測量の結果、公簿面積より小さかったと報告を受けました。(約3㎡)

測量図面の交付、測量士との現地確認や説明等はこれからなのですが、
詳細確認ができれば実測精算を行い減額に転ずることは
契約に則った然るべきことと理解しております。

疑問に感じる点は、「測量にあたり売主の立会いは不要で、
境界確認(書の取得?)は所有権が買主に移ってから行います」と説明を受けたことです。
測量や境界確認は売主のやるべきことであり、境界が確定できていないのに
面積は確定するはずはなく、実測精算は成立しないのではないでしょうか?
提案の手法は矛盾していると思うのです。

売り手である私側の仲介業者には異議を唱えましたが、
理解をしているのかも疑わしいところです。
(買い手側の希望をそのままお伝えしました。と言われました)

メッセンジャーと話をしても進まないので直接測量担当の方とお話しをすることになるのですが、
それにあたり何かアドバイスをいただけたら。と思います。

また、そもそも買主に所有権が移ってから云々、という習慣はあるのでしょうか?
それは、どのようなケースで有りうるものなのでしょうか。

宜しくお願いします。


■アドバイス

境界確認とは互いに隣接する土地の所有者同士が、
その接続する筆界点を確認するものです。
従って、測量士の行った測量は筆界が未定の現況測量図ということになります。
買い主が業者なので、それでもかまわないということなのでしょう。
正式には質問者が疑問に思われるように
境界確認未定の状態の地積による実測精算はできないと思います。

(ヤマダエステート株式会社 山田高志さん)

境界工事の工務店の対応について

神奈川・男性・40代

建築条件付土地の購入をし先日、上棟が行われました。
現場を確認していると南側境界のフェンスだけが
内積み(東側、北側は芯積み)になっていました。
私の記憶では南、北、東共に芯積みと説明を受けていたのに
なぜ南側だけと思い工務店へ確認したところ
土地契約前に南側だけは内積みと説明したというのです。
説明に使用したという資料を見せていただいものの初めて見るものでした。
重要事項説明では境界に関する説明は無く記載もありませんでした。

また、将来的に境界杭がなくなったときに、
他のフェンスが芯積みだから南側も芯積みとして処理される恐れがあるので
芯積みにして欲しいといっても引渡し時にちゃんと確認して引き渡しますといい、
たった数ヶ月前の事で今現在も言った言わないの状態になっているのに、、、
誠意ある対応とは思えません。

私としては当初説明を受けた通り南側も芯積みにしていただきたいのですが、
担当営業は説明したの一点張りでどうにもなりません。

このような状況なのですが、重要事項説明時に境界について
説明が無かったことを理由に芯積みに積みなおしてもらうことは可能でしょうか。
せめて隣地の方と境界に関して覚書を交わしたいと思っています。

未だ建築中なこともあり工務店とはあまり揉めたくもないのですが、
何かいいアドバイスいただけたらと思います。


■アドバイス

私見ですが、芯積みと言う言葉は、初めて聞きましたが、
境界を中心にして擁壁を入れると言う事で理解致します。
この方法はフェンスが共有物となり揉める元となりますので、
今では殆ど使われません。

境界の明示は、コンクリート杭をしっかり埋設
(コンクリートで周辺を巻けばベスト)すれば、足りるのでは無いでしょうか。
覚書よりも、しっかり境界杭を入れて現場明示しておく方が、より明確かと思います。
その様に業者に要求された方が良いと思います。

(高原開発・涌井さん)

所有者不明の隣地と境界について

所有者不明の隣地と境界について
静岡・男性・50代

このたびはお世話になります。
京都にて非常に気に入った中古物件を見つけました。
不動産仲介物件です。

まず電話にて、物件の様子をお聞きしたところ、現金でしか売れない物件とのこと。

理由は、隣地境界の問題とのことで、実は隣地の所有者が不明につき、
銀行ではローンを組むことが出来ない、したがってキャッシュで、とのことでした。
現オーナーの方もキャッシュで購入されたそうです。
お金を貸す側としては、不動産の大きさを保証するものがないため
お金を貸すことが出来ない、というのは分かる気がします。

さらに業者の方からお伺いした情報としては、
① 市役所図面(地図?)でも隣地所有者を特定できない。
② 当方にて(買い手)にて測量をして隣地確定を試みることはできるが、
  それで確定する保証はない。
とのこと。

このような物件を購入しても、将来的に売却することも考えますと、
今の状態での購入はしたくありません。
非常に気に入った物件なので、もし合法的によい方法があれば、
多少の費用はかかっても、隣地境界を明確にした上で購入したく考えております。

ネットを検索してみましたが、隣地境界問題については、
あくまで所有者があってのケースであり、
所有者不明という案件を見つけることが出来ませんでした。

ご教示賜りますよう、よろしくお願いいたします。


■アドバイス

私見ですが、
前所有者がその物件を20年以上所有していた場合、時効取得を主張して、
隣地所有者不在のまま裁判にて確定して頂いてから購入しては、如何でしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%96%E5%BE%97%E6%99%82%E5%8A%B9

また、取り敢えず、
② 当方にて(買い手)にて測量をして隣地確定を試みることはできるが、
   それで確定する保証はない。

を行って頂いて、20年後にご相談者が同様に時効取得を裁判にて確定するというのも、
ご検討されては如何でしょうか。

更に、境界が段差になっていたり擁壁が有ったりして明確な場合は、
土地家屋調査士の保証によって、確定出来る場合もあるかと思います。

(高原開発・涌井さん)


■相談者より

ありがとうございます。
業者の方と会って、詳細な現地情報と物件の素性や経歴、
そして役所、調査士と相談しながら情報収集してまいります。
京都の土地家屋検査士協会の相談もあるようですし。
幸いにも現地近郊には身内のものが住んでおりますので、
そこを拠点に週末ごとに足で情報を稼いで行きます。

当然ですが、他人の苦労を背負ってまで家を買うつもりはありませんし、
負の遺産を家族に残したくはありませんので、
きちっと責任ある調査をして、冷静に合否を判定してまいろうと思います。

フェンスが地主所有の分譲物件について

フェンスが地主所有の分譲物件について
東京・男性・30代

今回分譲で物件を購入することを検討しています。
ただし、1点どうしても気になる点があり相談させていただきます。
購入予定物件は敷地内に2棟建築されます。
北側の物件を購入予定で、南面が隣の物件と接地しています。
また、西側3.25mが道路接地面となっています。

今回、不可解なのが
北側のフェンスと西側のフェンスのみが地主さんの所有物となっています。
これにはどのような意図があるのでしょうか?
同一ブロック内に土地所有者一族が居を構えており
好き勝手にフェンスを使われては気色悪いので相談させていただきました。

土地売却時に周囲のフェンス部の所有者が異なるために売却できないのは困るので、
アドバイスをいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。


■アドバイス

私見ですが、その土地は、北西が若干高く、南東に傾斜しているのではないでしょうか。

通常、擁壁(土留)は、土地が高い方の敷地ぎりぎりに設置して、
その法尻(のりじり)を境界とします。従って、擁壁の上に設置するフェンスは、
土地が高い方が設置するのが一般的となります。

また、殆ど傾斜の無い土地で有っても、四方を全て自分が擁壁を作って
フェンスで囲う事は、余程の野中の一軒家で無い限り無いでしょう。
隣接地が住宅地の場合は、どちらかの擁壁は隣地内になり、
どちらかの擁壁は自分の敷地内になるのが一般的です。

境界の位置と擁壁・フェンスの位置を良くご確認下さい。
万が一、ご相談者が購入する予定の敷地内に、地主のフェンスが
残っているので有れば、解決すべき問題が有ると言う事になります。

(高原開発・涌井さん)

境界問題と印鑑証明について

相談内容 境界問題と印鑑証明について

兵庫・女性・40代
自宅を売却し、マンションを購入する予定です。
引越し先も決まっているのですが、
隣接する一軒の家の印鑑証明がもらえず
このままでは買い替えが出来ません。

裏の家の主張は自宅と隣との境界線上にあるはずの塀がずれているとのことです。
我が家との境界にかんしては納得しているそうです。
法務局からは我が家との境界のみ横線でプレートをいれることで許可はおりたのですが、
それでも相手が納得しない場合買い替え出来ないとのことです。

隣接する家がどうしても実印を押さないと言い張った場合、
調停によって相手の実印を必要とせずに登記が認められると聞きました。
その場合の費用と期間はどのくらいかかるのでしょうか?
隣接する家を説得するのは難しいようです。

引越しも決まり荷造りも終わっている状態で許可がおりず、
新居を諦めるしかないのかと毎日憂鬱な日々です。


□■アドバイス:1

私見ですが、
隣地所有者の印鑑証明が必要と言う事は、
恐らく地積更生登記による実測清算売買を行うと言う事なのでしょうか。
それにしても、境界について納得してて、
プレートを入れて法務局の許可?が下りたと言う事はどの様な許可?
なのかが不可解です。

一般的に地積更生登記には
隣地所有者の署名・実印の押印が必要とされていますが、
私の知る限り、地積更生登記には必ずしも、
隣地所有者の印鑑証明・実印の押印が必要な訳では御座いません
(できれば署名・認印の捺印は欲しい所かと思います)。
土地家屋調査士がそれなりの責任を持てば良いだけだと思うのですが、
実際には土地家屋調査士は自ら責任を負う事を避けたいと思う筈ですから、
土地家屋調査士のお尻を叩く必要があります。

方法としては、境界は確定しているみたいですから、
1、法務局の登記官に直接電話して事情を話し、
筆界特定制度の対象となるか相談する。
2、筆界特定制度よりも手っ取り早く地積更生登記が出来ないかと言ってみる。
3、登記官が出来ると判断したら、
登記官から土地家屋調査士にプレッシャーをかけて貰う。
の順番で登記官を動かせば良いと思います。
土地家屋調査士が責任を持ちさえすれば、
費用は通常通りで期間的にもすぐ出来ます。

然し、相談内容から察するに、境界についてのトラブルと言うよりは
塀がずれている事についてのトラブルの様ですから、
この点については隣地所有者との交渉により何らかの解決方法を
取らざるを得ないかとは思います。
土地家屋調査士は将来予想されるトラブルについての
責任逃れをしたいと思うのも理解できますので、
隣地所有者と塀のずれの解決について交渉されるべきでしょう。

(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

丁寧なアドバイスをありがとうございます。隣家…というよりも
裏のお宅で我が家とは接していない塀の問題なので、
こちらで塀をどうこうできるものでもなく困惑しています。
法務局の方は我が家との境界部分に境界を表すプレートを入れる
ということで、問題の塀に関しては直接の境界ではないので
登記を認めると言ってくれたそうです。
ただそのさいにも実印と印鑑証明は必要だとのことです。
今回頂いたアドバイスのように必ずしも必要ではないのなら、
少し希望がもてるかもしれません。
ありがとうございました。


□■アドバイス:2

それで有れば、実印の押印・印鑑証明は必要無いはずです。
自署と認印の押印があれば可能な筈です。
土地家屋調査士にやる様に言ってみて下さい。

(高原開発・涌井さん)


■□相談者より

ありがとうございます。
仲介業者の方からの連絡を待っている状態ですが、
正直なところ精神的な負担となっていて
涌井さんのアドバイスに励まされています。
不動産売買がこんなにも難しいものとはおもいませんでした。
明日また仲介業者の方から連絡がくることになっています。
一日も早く解決して新しい生活をスタートさせたいです。

擁壁と境界標について

相談内容 擁壁と境界標について

兵庫・男性・40代
このたび、土地の購入を検討中のものです。
購入対象の土地は、確定測量も終わって測量図などもあります。
現地で確認したところ、境界標も埋設されているのですが、
この境界標について、疑問があります。

というのは、土地の北側には高さ6メートルほどの石積の擁壁があり、
上には一軒家が建っております。擁壁の高さからすると、
基礎が擁壁の地面部分から40cm程度、購入予定地に入り込んでいるようですが、
境界標は15cm程度のところに打ち込んであります。

業者は、法務局にも届け出ているので問題ないといっておりますが、
境界確認書のような、隣接地所有者が認めた証拠が必要ではないでしょうか?
土地が県の所有地だったそうです。
擁壁の基礎の先端が慣例では境界線だそうですが、
確定測量して境界標を打ち込み、その測量図まであれば問題ないのでしょうか?


□■アドバイス

私見ですが、
問題が無いと言えば無いし、有ると言えば有ると言う事になります。

貴方が納得し、手っとり早く解決する為には、
その25センチ幅については、無料となる様な計算をして、
値引き交渉しては如何でしょうか。
例えば長さ20mならば、20×0.25=5㎡で、
この5㎡分に単価をかけた分を値引きして貰えば良いでしょう。

(高原開発・涌井さん)

境界が不明確な土地の購入について

相談内容 境界が不明確な土地の購入について

岡山・女性・40代
今、売り家を買おうと思っています。家をとても気に入っているのですが、
土地の境界がはっきりしていないので、購入を悩んでいます。
売り主は、競売物件を転売するのですが、国土調査図があいまいで、
境界杭は一応ありましたが、測量も近隣の立ち会いも困難で、
現況売買ということなのですが、このような物件を購入してもよいものでしょうか?
競売前の持ち主は、長年40年以上住んでいたそうなのですが、
隣の土地所有者もなくなり、相続人もわからない状態のようです。


□■アドバイス

私見ですが
『国土調査図があいまい』というのが、良く解からないのですが、
杭が有るのなら、それが境界の明示となるでしょう。
今現在、トラブルが無いので有ればその杭を境界とした
現況売買で問題は無いかと思います。

(高原開発・涌井さん)

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